相続人調査の方法を解説!誰が相続人にあたるのかを調べる方法を教えます。

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相続人調査が必要になる場面とは?

相続が発生し、遺産分割協議等の行う場合、まず誰が相続人なのかを確定する必要があります。そのために、相続人の調査を行うことになります。

なぜ相続人調査が面倒だといわれているのか

相続人を調査するためには、相続人の出生から死亡までの全ての戸籍を取得し、その内容を精査する必要があります。
そして、戸籍は各市区町村等の自治体が作成しているため、過去に存在していた戸籍を一括で取り付けることはできません。
何度も転籍が行われている場合には、まず死亡時の戸籍を取り付け、その前に戸籍があった自治体を確認し、その前に戸籍があった自治体から戸籍を取り付けるという作業を何度も繰り返す必要があります。
また、古い戸籍となると手書きでそもそも読むことにかなりの労力が必要であったり、合併等により市区町村がなくなっていたりする場合もあり、専門的な知識がないと正確に相続人が把握することが難しいケースもあります。

戸籍収集の方法

戸籍謄本は、各市区町村に対し申請することで取得することができます。
郵送で取り寄せることも可能ですし、コンビニでの受け取りも可能となっています。

戸籍謄本の読み方

戸籍謄本を読み方については、実際に実物を見ながらでないと説明が難しい部分がありますが、作成日や「婚姻」、「離婚」、「養子縁組」、「転籍」、「認知」などの記載が無いか等のチェックしていき、出生から死亡までのものが全てそろっているかを確認していきます。

相続人調査は専門家に任せた方がいい理由

相続人調査は、相続問題解決のための第1歩となりますが、非常に手間と時間がかかり、一般の方がご自身で調査するのは大きな負担となるケースもあります。
まずは、弁護士等の専門家にご相談下さい。

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